“マンガの現在地”考える特集に野田サトル、小林有吾、つくしあきひと、赤松健ら
本日12月6日発売のkotoba2023年冬号(集英社)では、「マンガの現在」と銘打った特集が展開されている。
これからのマンガ、そしてマンガを取り巻く文化的環境はどのように進化していくのか、広い視点でマンガの現在地を考える「マンガの現在」。イントロダクションではエッセイスト・マンガ批評家のさやわかが、“マンガの「今」”について、最新の状況とその分析をまとめており、「Part1 創作の最前線」のコーナーには野田サトル、小林有吾、つくしあきひと、赤松健が登場している。野田は「ゴールデンカムイ」において年齢も性別も超えて読者を惹きつけた既視感のない創作について、小林は「アオアシ」をサッカーマンガの新領域に到達させた推進力について、つくしは「メイドインアビス」が読者を圧倒する理由についてそれぞれ語っており、参議院議員でもある赤松は、政治の内外から見た「マンガの現在」について話している。
このほか「Part2 マンガが世界を動かす」では、マンガ業界の関係者や作家への取材を通したレポートや寄稿、インタビューなどを展開。集英社ライツ事業部の小野房優人、バンドデシネ翻訳家の原正人、アメリカンコミックス研究家の小田切博、Webtoon Insight Japan編集長の福井美行、マンガ家の浅野龍哉、マンガ批評家の夏目房之介、作家の高橋源一郎、鈴木涼美、東京工芸大学教授の伊藤剛、少女マンガ研究家の小田真琴、マンガコンサルタントの竹村響、少年ジャンプ+編集長の細野修平が登場している。